初心者も楽しめるグルクン釣り


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(上から)大城さん4兄弟、新垣・山田さん、高江州・知念・誠也・大畑さん、金城司さん、金城政弘さん、伊波さん

 『楽しく釣っておいしく食べよう!船からのグルクン釣りとシルイユ釣り』
 初心者でも簡単に楽しめるのがグルクン釣り。マキエカゴにマキエを入れて仕掛けを海中に下ろして1~2度サオを上下に振るとブルンブルンと食い付く。一度体験したら忘れられない。ときどきハリに掛かったグルクンにカンパチなどの大きな魚が食い付き船上は大騒ぎとなる。そんな時は船長さんにヘルプをお願いする。

 『狙いは脂の乗った旬の刺し身魚 シルイユ釣り』
 グルクン釣りとの違いはエサを付けて釣ることと仕掛けを上手に海底にはわすこと。そのコツさえ覚えればビビビー!とくる中型魚の強い引きに頭の中は真っ白になる。数が多いのは1キロ前後のムルー、次いで1~3キロ級のシルイユ、他にヤキータマン、トカキン、アカジンなどいずれも高級魚が多い。

 ◎初心者は手ぶらでOK、半日体験コース1人4980円からが良い。那覇の三重城港から出港マンモス丸(098―867―0001)グルクン釣り・流し釣りなど日によってコースあり。その他各地釣具店で似た企画あり。

 『乗り合いで中級者に人気の豊見城与根漁港の船釣り』
 船をチャーターし、メンバーをそろえる必要がない、1人でも乗れる割安な乗り合いが人気となっている。グルクン釣り6000円・流し釣り7000円・パヤオ釣り1万円など釣り人が少なく良く釣れる平日がお薦め。23日、りえ丸(大城秀吉船長)には大城猛さん、明広さん、光さん、一成さんの4人兄弟が流し釣り。シルイユ、ムルー、アカジンなどを釣った。

 ◎秋の磯釣りロマン、慶良間フカセ釣り。21日、渡嘉敷島長崎の磯で名礁会の新垣薫さんと釣遊会の山田さんがハリス1・25号と落として、イラブチャー、グルクンなど数釣りを楽しむ。

 ◎釣歴1年未満初の大物はフカセで58・5センチのガーラを釣ったメガネ屋さん。21日午前2時に那覇を出て、宜名真漁港に着いたのが4時半、夜明け前からフカセ釣りをしたメガネ一番勤務の知念英喜さん。薄明るくなった午前6時ごろにミジュンの群れを追いかけるガーラを発見。ハリスを5号と太くしてスルルのエサでガーラをゲット。その後夕方まで仕掛を細くしてアーガイ、トカジャーなど五目釣りをした。(マンモス小禄)

 ◎好調続く真栄田、残波岬のシイラ。19日12・5キロ、21日14・5キロ、22日6・5キロと今年も好調のルアーフィッシング。22日、金城司さんも119センチ、8・4キロのシイラをメタルジグ60グラムでゲット。メガネを掛けた釣り人が多いが、知念さんと同じく金城さんもメガネのクワハラに勤務するメガネ屋さん。その上メガネまで掛けている。(サンノリー2)

 ◎まねができない名人以上の職人業、キス釣りの金城政弘さん。何度も紹介している沖縄市の金城さんは24日、ボート釣りで26・3センチのキスなど67匹の釣果。(マンモス泡瀬)

 ◎石川漁港でチヌを狙って16日にカースビー42・6センチ、翌日には大物を狙ってチヌが釣れた伊波裕貴さん。釣りは筋書きのないドラマだと苦笑。(サンノリー北谷)

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp