西洲にガチュンなどの大群


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(上から)初めて魚の大群が入った話題の西洲と釣り人、ガチュン(西洲岸壁)、島袋さん、上原さん、城前小学校6年生の体験学習

 那覇は昔から人だけでなく魚も集まる場所である。
 大型ガーラの90%が釣れ話題となった昔の安謝のてだこ橋、ここから沖縄の巨魚釣りはスタートしたのだ。

☆大人も子供も大フィーバー、何万匹というガチュンにミジュンの大群
 「西洲コンテナ岸壁」。海底を浚渫(しゅんせつ)して根魚が姿を見せなくなった新しい港に海面が真っ黒になるほどの魚の群れ。1人でバケツ満杯(100匹以上)釣る人もいる。釣り方は簡単でサビキ仕掛けを上下するだけ。ウキをつけて釣る人もいるが最もよく釣れていた人の仕掛けはステンカゴの上下にハリス1号でピンク色のサビキ仕掛けを使っていた。上層部には小さいミジュン、仕掛けを底の方に下ろすとガチュンが釣れていた。1週間ぐらい前(10月29日)から釣れている。ミジュンを食べる大きなガーラが入り込まなければ当分釣れる。
 《場所》国立劇場から右折、商業団地の奥の広い港。道具を持たずに見学し、釣れていたら曙通りの釣り具店に駆け込む。釣り入門に最適。

☆アキサミヨー!タマン10匹
 泡瀬一文字新堤6番での夜釣り。1匹釣れれば満足するタマン、初めて泡瀬一文字に渡った那覇市の島袋剛さん。10月29日、51・5センチなど6匹のタマン、道糸12号、ハリス14号、タマンバリ20号の打ち込み釣り。エサはカニとタコやイカの切り身。サオは内側と外側に一本ずつ投げ分けた。満潮前と干潮後の上げ潮時に集中的にヒット。同じ日、同じ防波堤に上がっていた上原保さんもウキ釣りで61・7センチなど4匹のタマンを釣っている。(熱田つりぐ)

☆75人の小学生が本部イカダで体験学習
 地域のクリーン活動や父親の職場体験などいろいろな社会学習を実施しているうるま市の城前小学校の皆さんが、10月27日イカダ釣りの体験学習。あまりの人数に魚も驚いたのか? 釣果はいまひとつだったが、魚を釣るウミンチュの苦労やありがたさがよく理解できた一日だった。
 ☆チーム結成初の釣りはパヤオで満足したチームスナフキン(金城秀幸代表)
 10月29日那覇新港から釣り船アーラ(糸数昌治船長)でパヤオ釣り、5人全員がボーズなしの釣果。次回は本部のイカダ釣りに挑戦するようだ。

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 『業界ニュース』
 マンモスグループMAX1が3日からマンモス糸満店に名称変更する。話題の平良牧子女性店長、住所、電話も以前と同じ。水曜定休。
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