ピンクの魚体が釣り人魅了


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マイボートでヨナバルマジクを大釣りした国際旅行社南部観光センター社長金城さんら

 沖縄のタイ《ヨナバルマジク》ロマン!
 魚の名前で最も多いのが○○ダイと名が付く魚だが、正式なタイ科の魚は全国で10種前後と少なく、三つの亜科に分類されている。磯釣りでよく釣れるクロダイ等はタイ科ヘダイ亜科。深場で釣れるフカヤーマジク(和名キビレアカレンコ)はタイ科キダイ亜科。金武中城湾に多いヨナバルマジク(和名タイワンダイ・ヒレコダイ)はマダイと同じ4種のタイ科マダイ亜科に属し、長い背ビレとピンクの魚体はしばし釣り人を魅了する。

 ☆予想外!?水深20メートルの浅いポイントで連続40センチオーバー6尾のマジク
 11月5日、友人から馬天港沖20分くらいの所でヒラーグルクンが釣れると聞いた国際旅行社南部観光センター代表取締役・金城千代和さん。マイボートで水深20メートルの所にアンカーを入れた。仕掛けはマダイザオに天ぴんかご仕掛けシーガー6号ハリスを3メートルと長くし、チヌバリ6号、活エビの餌のマジク仕掛けである。
 ポイントは海底の小さな岩の近くのかけ上がり。イジュキンやヤマトビが釣れていた午後2時半ごろ、突然今までに無い強烈なアタリ、40センチオーバーの輝くようなピンクの魚体が海面に浮かんだ。二度のバラシを含め、3時半までに8度のアタリ。42センチ、41・5センチ2尾、40センチなど6尾のマジクを釣り上げた。マジクは水温が低下すると深い所から水深30メートルぐらいの浅い所へ移動し産卵準備に入るようだ。なぜ近年全く姿を見せなくなったマジクが水深20メートルと浅い馬天港の近くで釣れたのか? 釣れるポイントが昔と変わったのか? 魚影が濃くなったのか? 話題になっている中城湾のマジクである。(シーランド南風原)

 ☆東江中2年玉城亮君、名護漁港で48センチのチヌ。10月29日深夜4時半の釣果。(ステップ名護)

 ☆知念漁港で最大39センチのチヌなど20尾釣った高3野原隆光君。11月5日、ハリス1・5号のウキ釣り、マキ餌はオキアミブロックにマルモトのムギパワーをミックス。お父さんは隣でタモ係をしてくれた。(マンモス南風原)

 ☆牧港小6年仲良し4人、牧港漁港でミーバイなどウキ釣り。10月29日伊禮吉充君らヤドカリの餌での釣果。(シーメイト)

 ☆本部新港で伊勢エビを釣った兼次小5年仲宗根隆平君。10月28日、時間があれば父と釣行する隆平君、本部新港でこの日お父さんはタマンを狙って打ち込んだがノーヒット。サビキ仕掛けに夜はオキアミの餌をつけて釣るという隆平君は1キロの伊勢エビをゲット。(シーランド名護)

 ☆11月6日早朝6時、中城湾港で冷凍ヤマトビを餌に打ち込んだ松田直喜さん。一投目に7・5キロのガーラがヒット。夜明けからカーエー釣りを予定していたが大物が釣れたので急いで釣具店に持ち込んだ。(マンモス泡瀬)

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

[img align=right]http://ryukyushimpo.jp/uploads/img437442573c32a.jpg[/img](上から)玉城君、野原君が釣ったチヌとタモ係のお父さんと弟、仲良し4人組(伊禮吉充、宮里龍介、大城雄真、高良槙君)、仲宗根君、松田さん