ガーラの餌はすべてイカ


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(上から)20キロのガーラをゲットした宮里さん、大きくサオを曲げる玉城さん、1人で80匹のグルクンを釣ったおばさん(右から3人目)

『カップルで体感ドライブフィッシングINヨロン島』
 ホテルで優雅にディナーを楽しむお母さん、遊歩道付きの荒磯で20キロのガーラをゲットした浦添市の宮里成和さん。夜の防波堤でフカセ釣りで大きくサオを曲げ、タマンの数釣りをした豊見城市の玉城裕之さん。フェリー岸壁でグルクンを釣り、おじいを養っているという島のおばさん。カジュアルにマイカー持参で本部新港から鹿児島航路の豪華フェリーで2時間半。沖縄ツーリストのパックを利用するとカップルの場合、フェリー代・ホテル代オール含め1人1万1800円と超割安。お昼の12時に島に着き、翌日の午後2時までのんびり。食べて、見て、ここなら釣りに弱いお母さんも大喜び。同行のテスターが声をそろえたのは見かけない大和墓と弁当のうまいことであった。

 《釣り場》島の南と北にあるフェリーが着く深い桟橋、風向きで釣り分ける。そのほか冬でもタマンが釣れる南向きの小さなビーチもある。五目釣りが楽しめる小さな漁港が数カ所ある。

 《釣れる魚》全島がガーラのポイント。アーラミーバイの40キロオーバーの実績場もあり、次の主(魚のこと)が入っているが4点張りをしていないので揚げきれてないようだ。タマン、イラブチャー、サヨリも多いが中でもイカが抜群に多い。ガーラの餌はすべてイカを使っている。冬のチヌ、グレのポイント各1カ所あり。
 《見かけない魚》全く見かけないのはカーエー、ミジュン、グルクマ。ガチュンも少ないようだ。カゴ釣りはサビキ仕掛けでグルクンぐらい。餌を付けた食わせ釣りがよさそうだ。

 《船釣り》パヤオ釣り、グルクン釣りチャーターポイントは近い。阿野釣具センター(0997・97・3486)餌など完備。潮汐表は那覇と15分のずれ。

 《申し込み・問い合わせ先》沖縄ツーリスト(代)098(862)1111。沖縄発12月いっぱいは奇数日出航。与論の釣り場詳細は12月上旬発売予定の『海と釣り39号』に特集。

 ◎足ガクガク!51センチのチヌを釣った古堅中3年山内公平君。水釜でカーエーが釣れていると聞いて5日夕方6時からウキ釣りをした。午後8時に強烈なアタリ、大きなカーエーだと期待したが海面に浮かんだのは銀色の大きなチヌ。一人でタモに取り込んだが、あまりの大きさに足の震えが止まらなかった。
(サンノリー北谷)

 ◎平敷屋漁港でヨナバルマジクとチヌを釣った石川恵子さん。休みが合えばご主人と釣りに出る恵子さん、海が大荒れの13日に漁港の先端でハリス1・7号と細くして浮き釣り。36センチのチヌとヨナバルマジクの子供を釣り、こんな所でマジクが釣れるのかと2人で首をかしげた。(本人からの投稿メール)

 ◎那覇一文字で65センチのイシガキダイ。13日、井本孝喜さん、今年7匹目の65センチ、5・4キロのビッグサイズを釣った。

 《業界ニュース》本部町の「もとぶつりぐ」リニューアルオープン。場所は本部大橋手前右側。代表・仲村一茂(0980・47・4495)営業時間午前7時|午後11時、伊江島一文字渡し・リーフ釣り案内など。
 フィッシング沖縄社・城一人098(933)2073
 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

[img align=right]http://ryukyushimpo.jp/uploads/img437d569de4cec.jpg[/img](上から)51センチのチヌと山内君、ヨナバルマジクを釣った石川恵子さん