壺屋焼窯元育陶園、創業60周年を記念して感謝祭を開催 ~壺屋の景色をつなぐ~


有限会社育陶園
2023年10月7日~9日/壺屋やちむん通りの育陶園7施設開催

60周年を記念して、感謝を込めた企画を10/7(土)8(日)9(月祝)の3日間、育陶園施設で開催します。
“つなぐ”をテーマに、壺屋とやちむんと育陶園と、様々な形でつながるイベントを企画。
三連休は壺屋やちむん通りの育陶園へお越し下さい。

有限会社育陶園は、伝統工芸「壺屋焼」の窯元で先祖代々300年以上前からこの壺屋の地でやちむんをつくってきました。しかし廃藩置県後、安価で丈夫な本土産の磁器が沖縄に大量に入荷したことで、壺屋焼の需要は激減、壺屋焼は最大の危機を迎え、わたしたち先祖も壺屋での作陶が難しくなったことで、大阪、そして満州へ渡った時代もありました。しかし戦後、再び沖縄へ戻り、また一から復興を遂げ、上焼(じょうやち)の開かれた窯元としてスタートを切りました。それから60年。先人達が繋いでくれた、技術と想いとこの壺屋という土地で、私たちはものづくりをおこなっています。そしてこれからも、人・地域・文化・未来へと繋がる、“つなぐ”ものづくりをおこなっていきます。
より多くの人と繋がって、また新たな世界が広がっていくことのできるこの時代に、感謝の念を込めて、この60周年を祝いたいと思います。ここまで繋げてくれた先人と仲間たち。そしてなにより、私たちの陶器を必要としてくれ、手に取ってくださった皆様に、あらためて感謝の意をお伝えします。

これからの1年間を感謝の1年として、さまざまなイベントを企画し、実施してまいります。
その第一弾として、2023年10月7日(土)から9日(日)の3日間にわたり、『育陶園60周年感謝祭』を開催します。

<詳細>
1.直営店全店およびオンラインショップにて 10%割引価格
壺屋やちむん通り周辺の「育陶園本店」「Kamany」「gumaguwa」「Etha」「nan*ne」および「育陶園オンラインショップ」にてお買い上げの商品について、10%割引価格にてご提供します。
(一部60周年限定企画品、飲食、およびやちむん道場の代金のみ対象外)

2.壺屋とつながる・まちまーいツアーの実施
壺屋のまちをより深く知り、親しんでいただこうと、長年壺屋のツアーガイドを続けられている小菅氏に依頼して、まちまーい(町巡り)ツアーを実施します。壺屋を訪れるみなさんと壺屋のまちとをつなぎます。
期間中毎日10時スタート。参加無料。時間:90分ほど

3.育陶園とつながる・キーワード探しの実施
壺屋やちむん通りの景色の一部となりつつある育陶園のお店や道場、工房をスタンプラリー形式でまわっていただきます。各所のキーワードを集めて謎解きを完成させたみなさまに素敵な景品をご用意しています。ひとつひとつの場所とみなさんをつなぎます。
期間中毎日実施。参加無料。
記念品はガラポンで!
A賞・・ミニミニシーサーor唐草フリー小2個セット
B賞・・やちむんキットor 育陶園セレクト商品
C賞・・育陶園オリジナル手ぬぐい
D賞・・いまいパンの60周年特別パン

4.職人、技とつながる・体験コーナーの設置
育陶園の現役獅子職人と一緒に土をさわってかたちをつくる体験コーナーを育陶園本店前に設置します。やちむん道場とはまた一味違った本格的な技術が見られるかもしれません。職人と技、訪れるみなさまの心をつなぎます。
期間中毎日14時から16時30分頃まで実施。参加無料。

5.モノとつながる・60周年特別限定商品の展示と販売
育陶園が代々受け継いできた技術、創造力を集めてさまざまな表現を施しました。育陶園本店では伝統技法による器と職人の創作獅子を。kamany、gumaguwaではデザイナーSazieGraphics佐治俊克氏と育陶園の職人とが協業で制作したオブジェを。Ethaでは釉薬に変化をつけた特別色の品物を用意しました。育陶園の伝統、今、そして少し未来を体感していただきます。

<育陶園本店・器>
・「牡丹線彫角皿」(桐箱入り)
・「限定色線彫唐草高杯カップ」
・「限定色線彫唐草ボウル・角皿」
<育陶園本店・獅子>
・「4人の職人・創作獅子」(桐箱入り)
<kamany>
・「デザイナー佐治氏とつくった顔オブジェ」
<gumaguwa>
・「デザイナー佐治氏とつくった猫オブジェ」
<Etha>
・「特別限定色カップ」 *それぞれ価格、限定数量は期間当日に店頭にて表示いたします。


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