香りの超感覚体験を共創する「SCENTMATIC(セントマティック)」秋田県立比内支援学校、名護市立安和小学校にて、地域の香りを使った感性教育プログラム「香りの授業」を開催(PR TIMES)


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SCENTMATIC株式会社
URL:https://scentmatic.co.jp/

嗅覚のデジタライゼーションによって新たな顧客体験を提案するSCENTMATIC株式会社(代表取締役:栗栖俊治、本社:東京都、以下「セントマティック」)は、弊社の開発する香りと言葉を相互に変換するAIシステムから得られた知見を活用した感性教育プログラム「 香りから物語を創る授業 」を、2023年10月3日(火)に名護市立安和小学校で「シークワーサー」の香りをテーマに、2023年10月6日(金)に秋田県立比内支援学校で「バラの香り」をテーマに開催しました。


                      

  学校敷地内に咲くバラの香りを(秋田)          秋田県立比内支援学校中学部の生徒(秋田)

■地域の香りで子どもの嗅覚を刺激し言語化することで創造力を育む独自のプログラム
「香りから物語を創る授業」秋田の特別支援学校にて初開催。沖縄では2年連続の開催。

セントマティックでは、香りと言葉を相互に変換するAIシステムから得られた知見を活用した感性教育プログラム「香りから物語を創る授業」を、地方創生や地域おこしを目的とした取り組みとして、全国の教育機関や地方自治体などと共同開催しております。「香りの授業」によって引き出される子どもたちの創造性や、身近な香りへの関心の高まりが教育現場においても話題となり、2021年11月にスタートした同プログラムは、高知(ゆず)・大分(かぼす)・広島(レモン)、大阪堀江
(木材)、福井(青梅)など、地域の特産品の香りを活用する形で開催地域が全国へと広がっています。

授業では、子供たちが感じた香りを言葉として表現することにより言語能力を養い、香りから物語を創ることで想像力・感性を豊かに広げます。また地元の子供たちが、自分の生まれた地域のものに触れ、深く観察することで、地域の魅力を再確認してもらう機会にもなります。今回、秋田県立比内支援学校では中学部の生徒を対象にバラの香りをテーマに授業を開催しました。名護市立安和小学校では4年生を対象にシークワーサーの香りをテーマに2年連続の開催となりました。

 児童が収穫したシークァーサーを使って(沖縄)       「香りの授業」の講師:美羽リッパリーニ先生

■「香りの授業」プログラムの流れ

  1. 目を閉じて、香りだけに集中してみる       2. 浮かんだ景色やイメージを自由に書き出してみる


3. メモの中から好きな言葉を選んで物語をつくる       4. 完成したオリジナルの物語を互いに発表し合う

■「香りの授業」に参加した児童の感想

秋田県立比内支援学校 中学部(男子)
学校に咲くバラの香りを嗅いだのは初めてでした。僕がイメージしたのは、「いい香りは世界を救う!植物戦隊 花レンジャー」という、5人組のヒーローの物語です。メンバーはそれぞれ、「レッド・ローズ」「グリーン竹」「ブルーあじさい」「イエローひまわり」「パープルあさがお」です。彼らは昆虫を倒すために闘っています。僕がつくったストーリーを、みんなが面白がって聞いてくれて、すごく嬉しかったです!

秋田県立比内支援学校 中学部主事 木村 尚先生
私たちは、生徒に多様な経験をしてほしいという想いから、外部講師による授業を検討していますが、支援学校の生徒を対象に実施できるか否かは講師の方々にも判断が難しく、なかなか実現しにくいという現状があります。今回はセントマティックさんが本校のためにプログラムを構成してくださったおかげで、素晴らしい機会が実現しました。これまで絵や言葉を題材とした授業はありましたが、「香り」を切り口とした取り組みは初めてでした。今回のような生徒たちの豊かな発想は、「香り」に特化したからこその産物だと思います。生徒たちの発言や作品に対して、皆さんが肯定的な言葉や態度で接してくださったおかげで、彼らは大きな自信になったと思います。支援学校に通う生徒たちには各々の「こだわり」があり、私たちは彼らの個性を「とんがり」だと捉えています。今回は一人ひとりの「とんがり」に見事にヒットする機会となり、彼らが伸び伸びと授業を楽しんでいる姿が印象的でした。

     

 
   セントマティック取締役 渡辺・木村先生           秋田県立比内支援学校中学部の生徒

【SCENTMATIC株式会社】

セントマティックは、香りを言語化するAIシステムを用いて、あらゆるものに“情緒的な体験価値”をプラスできる香りの共創型の香りのビジネスデザイン集団として2019年に設立しました。五感の中でも最も未知な領域であった「嗅覚」に着目し、香りを言語化するAIツール「KAORIUM」を開発しています。これまで「香り」という概念は個人の感覚の違いにより他者へのイメージの伝達が難しく、明確な指標というものが存在しませんでした。KAORIUMの登場により様々なビジネス上での”香り”の活用が期待できます。セントマティックが取り組むのは「嗅覚のデジタライゼーション」。それは、香りと言葉による「香りの体験」によって人の感性を進化させ、あらゆる業界のビジネスに革新をもたらします。
所在地:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目22番7号 3階
URL:https://scentmatic.co.jp
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