【PR TIMES】【銀座・和光】「新垣幸子 染織展 -琉球の光と風を繹(たず)ねて-」を5月23日(木)より開催


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株式会社 和光
沖縄県指定無形文化財保持者の染織作家・新垣幸子さんの和光では3回目となる個展を開催。

銀座・和光では、5月23日(木)~6月2日(日)の期間、セイコーハウスホール(旧和光ホール)にて、染織作家・新垣幸子さんによる「新垣幸子 染織展 -琉球の光と風を繹(たず)ねて-」を開催します。

かつて八重山諸島で身近に栽培されていた苧麻(ちょま)の糸を素材に、手括(てくく)りの技法で草木などの天然の染料で染め、精緻に織りあげられた八重山上布は、石垣島のめぐる季節やさまざまな表情を見せる自然の風土の美しさを感じさせてくれます。

空や海、風や波など、島の暮らしに息づいた言葉も含めて、その情景を機(はた)に込めて表現する新垣さんの集大成となる展観です。

琉球王朝時代の御絵図を基調とした着物や着尺、帯なども加えた琉球の光と風があふれる珠玉の作品の数々を
ぜひご高覧ください。

九寸「浅葱地・多色経緯面絣・絣入」

着物「青葉潮」(第68回日本伝統工芸展)

着尺「花織・若夏の栞織」(第64回日本伝統工芸展)

八寸「波筬・グレー地・段」

新垣幸子(あらかき・さちこ)略歴
1945年  熊本県に生まれる。
1972年  沖縄県立工業試験場染織課にて研修 (研修期間1年間)
1973年  大城志津子氏に指導を受ける。日本民芸館にて括染上布(古文書に記されている紺嶋上布)に出合う。      
     以後、括り染めの八重山上布を織る
1975年  志村ふくみ氏に指導を受ける
1980年  石垣市伝統工芸館にて八重山上布講習会・研究コ-ス講師(1990年まで)
1984年  日本織物展 出品(10人展) (ストックホルム・コペンハ-ゲン)
1985年  第37回沖展準会員賞 受賞、会員及び審査員となる
     安谷屋正量賞 受賞(財団法人沖縄県工芸振興センター)
1987年  志村ふくみとつむぎ展 出品(東京)
1989年  沖縄県立芸術大学 非常勤講師 (2015年まで)
1991年  沖縄県指定無形文化財技能保持者 認定
1995年・2003年 和光にて「新垣幸子 染織展 ~琉球の光と風~」個展
1995年  日本、スロバキア、オ-ストリア3ヵ国織物16人展 出品(グラティスラバにて)スロバキア美術連合織 物同盟主催
1998年  日本工芸会正会員 認定
     卓越した技能者 表彰 (現代の名工)
1999年  第19回伝統文化ポ-ラ賞 受賞 (財団法人ポ-ラ伝統文化振興財団)
2001年  八重山毎日文化賞 受賞
2004年  第38回沖縄タイムス芸術選賞大賞 受賞
2008年  多摩美術大学 客員教授 (2019年まで)
2009年 「新垣幸子 八重山上布展・琉球の光と風」(沖縄県立博物館・美術館・県民ギャラリー)
「第1回八重山上布保存会展 新垣幸子の仕事」 (石垣市民会館展示ホール)
2010年 『八重山上布 新垣幸子の仕事』を求龍堂より出版
「~南風のしらべ~ 新垣幸子展」を銀座、福岡、岡山にて開催
2017年  沖縄県文化功労者 受賞
2021年 「八重山上布 裂帖」(作品裂 170点)を沖縄県立芸術大学と石垣市立八重山博物館へ寄贈
現在   沖縄県指定無形文化財技能保持者、日本工芸会正会員、沖展会員

「新垣幸子 染織展 -琉球の光と風を繹(たず)ねて-」
5月23日(木)~6月2日(日)

会場:セイコーハウスホール(東京都中央区銀座4-5-11 セイコーハウス 6階)
お問い合わせ先:(03)3562-2111(代表)
営業時間:11:00~19:00(最終日は17:00まで)
休業日:無休
入場料:無料

主催/和光

◎和光ホールは、「セイコーハウスホール」へ名称変更しました。
セイコーグループ事業全般に関連する展示や、アーティストとの共創など、世界に向けてさまざまな発信をしてまいります。
◎撮影をご希望の際は、営業時間外にて承ります。

営業時間および催事は予告なしに変更する場合がございます。
最新の情報は、ホームページをご覧ください。

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