那覇市松山の夜間保育園を事業承継!25歳起業家と仲間達の挑戦


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株式会社アヴァンギャルド
自尊心を育む愛の保育園で夜働くママや子どもたちに幸せな日常と明るい未来を!

はじめまして!
僕は、沖縄県那覇市の保育園を開園する福本将虎(通称とら)と申します。
1998年、福岡県生まれ、25歳です。

今回のプレスリリースでは、福岡県福岡市で教育事業を行うことを目的として株式会社アヴァンギャルドを設立した僕たちが、沖縄県那覇市の繁華街「松山」で夜間保育園を事業譲渡した経緯や今後の目指していく未来についてお伝えしたいと思っています。

今回、沖縄県那覇市松山にある夜間保育園を事業譲渡にて買収し、8月に認可外保育施設「ビリーブ・ハウス」を開園するため、運営する組織「株式会社アヴァンギャルド」を設立しました。

今、僕たちはクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、園内装の改装工事のための資金調達を行っています。
募集期間ものこり二日で210万円を超えて、支援の輪が広まっています。
このプレスリリースでは、そのプロジェクトの一部をお伝えさせていただきます。
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うつ病の体験から
1年半前に、半年間ほどうつを経験しました。でもずっと「僕は、いつか復活するし、活躍する時が来る。でも今はその準備中なだけ、だから死んではいけないし、自分は大丈夫。」という「自信」が根底にありました。人生経験を積んで、成功体験の積み重ねでできる自信ではなく、僕の心にある「何かわからないけど、自分なら大丈夫。」という自信。

そんな、自分を支え続ける「根拠のない自信」を世界中の子どもたちが身につけたら、自分で自分のことを信じ、挑戦をし、悔いのない人生を歩む「優しい革命家」たちで世界が溢れたら、少しずつみんなが生きやすい世界になるのではないか?
自分を愛すること、信頼すること、これは、愛を受けた人でないと感じることはできません。

「根拠のない自信」を育むということは、自尊心を育むということ。

「優しい革命家=人の幸せのために主体的に挑戦できる人」を1人でも多く輩出する!

その挑戦をしたくて、保育園を始めようと決意しました。

沖縄で保育園をやります!

というと、海がきれいで、気候も良くて、自然の中でのびのびと保育ができていいなと思うと思いますが、実は、僕らが買収した保育園は、それとは全く真逆の保育園なんです。
最貧困県、沖縄

沖縄県は基地問題、貧困、虐待、育児放棄、自殺など沢山の課題が凝縮された場所でもあります。中でも貧困率は深刻で、平均年収は377万円で東京都の約65%。非正規雇用率は45%でかつ離職率も高く、特に若年層の離職が目立ちます。最低賃金は全国平均よりも低く、842円でこちらも全国最下位、母子世帯の割合は全国1位です。日本が最もお金を使う県なのに、日本で最も貧困が多いのです。

夜の街 松山の保育園
僕らが事業譲渡で買収した保育園があるのは、那覇市松山という街。約1,5平方キロメートルのエリアに、約1,000軒の飲食店が密集する沖縄県最大の歓楽街です。そこには、早期出産、離婚したシングルマザーなど、生活に困窮する女性たちが働く場所。そしてその女性たちが子ども預ける夜間保育園を、僕は事業譲渡で買収し、そんな日本の社会課題を凝縮したようなエリアで開園します。

幼児教育の重要性
夜働く女性のための夜間保育ですが、幼少期の活動が人の根本を作るのも事実です。1~6歳までが子どもの人格形成や思考力の土台を作り、生涯にわたって影響する重要な時期です。幼児教育を行うことで、さまざまな経験を通して知的かつ情緒的に発達していく子どもたちの人生を豊かにするための基礎を身につけることが可能です。

仲間との出会い
覚悟決めて純粋に走り出すと、不思議なもので、仲間がたくさん集まり奇跡が起き続けています。
最高に素敵な園長との出会い、素敵な保育士さんとの出会い、最高な出資者との出会い、福岡のプロフェッショナル保育士がスーパーバイザーで入ってくれ、児童養護施設や放課後デイで長年勤められ、沖縄の様々な障がいやバックグラウンドを持った子どもたちと接してきたプロフェッショナルなど…
保育現場で実践のない僕にとって、理想を実践に落とし込んでくれるプロフェッショナルたちの存在は、ビリーブ・ハウスの肝です。

園長 比嘉まりもさんとの奇跡的な出会い

僕たちは、グローバル・シェイパーズ・コミュニティ(通称GSC)の福岡ハブ(僕)と沖縄ハブ(まりもさん)で活動しており、GSCの飲み会で会いました。そこでまりもさんと話すと「私の旦那さんは松山出身で、2年前の保育園での死亡事故を知り松山で保育園がしたかったんです。子ども2人いてそれがきっかけでモンテッソーリを勉強してるのでそのエッセンスを入れて保育園がしたいんです。」と。お互いにビックリしました。沖縄の松山で保育園を買った人と、園長をしたかった人が出会った瞬間です。

その他にも、沖縄で夜間保育を始めるまでに起こった奇跡の数々。

ビリーブハウスの未来

日本の教育を変えていきたい
教育は国の根本です。教育が良ければ、育った人たちが国を変えていく。教育は、絶対にいいものを作らないといけません。
一方で、教育は公共の事業でもあるので資金調達がしにくい。レバレッジもかけにくい。お金を払った人へのリターンも少ない。でも、世の中が良くなるためには、教育に絶対的にお金やリソースが集まるべきだと思っています。
日本一過酷と言っても過言ではない、最貧困県・沖縄のこのエリアで成功したら、どこででもいい教育が提供できるスタイルが確立できると思っています。愛に溢れた保育園で、僕らは日本の幼児教育を変えます!良くします!そして、世界中の幼少教育を変えていきます!

保育園の名前は「ビリーブ・ハウス」
「根拠のない自信」を掘り下げると、自尊心にたどり着きます。
つまり、自分を信じること。そんな想いを込めて「ビリーブ」という名前にしました。
ここから巣立っていく第二の家のように感じてほしいという想いから「ハウス」というワードを選びました。

【ビリーブ・ハウスの特徴(保育方針)】
「ホンモノ」を集め、作り手の哲学を感じる設備・空間(環境)
 安心・安全に過ごせる設備
 人権に配慮した内装
 五感全てが研ぎ澄まされる空間
 作り手、送り手の思いや哲学がこもったモノ
挑戦、感動、創造を経験し表現できるアクティビティ(活動)
 自分の意思で挑戦できる活動
 命の大切さを知るイベント
 適正な適身体的発達を促す運動
 季節・文化を感じ創造性を育む表現活動
愛と信頼を体現する、こどもたちの理解者(人)
 こどもたちの意思と挑戦を尊重する応援者
 こどもたちを信頼し、こどもたちからも信頼される人
 こどもたちに、自分の個性を持って貢献する専門家
 こどもたちと自分のことを愛する自尊心がある人
人・企業・地域を巻き込んだ教育・家庭のサポート(サポート体制)
 地域を巻き込んだイベント
 親子向け、親向け、イベント、セミナー
 職場との連携、サポート
 NPOや団体と連携した擁護体

応援者のコメント一例
那覇市副市長
古謝 玄太 さん
園長となるまりもさんの新たな挑戦を全力で応援します! まりもさんとはいろんな御縁があり、同じ会社で働いていたこともありますが、何事にも一生懸命で熱い想いを持っている女性です。今回、那覇市松山で保育園をされると聞いて驚きましたが、彼女ならすばらしい居場所を生み出すと信じています。子どもの貧困や居場所の問題は那覇市でも重要課題です。私もしっかり応援したいと思います。まりもさん、ちばりよー!!

那覇市議会議員
山田 マドカ さん
サポートしてくれる人が周りにおらずそれでも生きる為に夜に働きに出るお母さん達もいます。そんなお母さん達が安心して預けられる保育園をつくってあげてほしい。夜のまちを照らす小さいな家族を守るビリーブ・ハウスを心から応援しております。

社会活動家/社会システムデザイナー
武井 浩三 さん
とても不思議なことに僕も全く同じタイミングで、認可外保育園の経営を東京の世田谷で引き継ぐ事になりました。同志として虎くんのことを心から応援しています。彼のピュアな志が、沖縄の子どもたちの未来を輝かせますように

トリニティ株式会社 代表取締役社長・沖縄大学 国際コミュニケーション学科准教授
樋口 耕太郎 さん
普通の企業なら、利益を上げれば成功者ですけれど、社会起業って、人間に深く向き合わない限り、ほんとうの成功に辿りつきません。表面的な人間観では、せっかくの善意が苦しみを増やしてしまうことがありますよね。でも、困難なことだからこそやる価値がある!そんな熱い思いで挑戦しているみなさんをこころから応援しています。

福岡女子商業高等学校 校長
柴山 翔太 さん
子どもたちに関わるお願いにはいつも二つ返事で協力してくれる虎さん。虎さんらしい「ビリーブ」を中心に据えた教育の先にどんな空気感の流れる場所が生まれるのか楽しみです!遊びに行きます!!

沖縄シュタイナー学園講師
伊波 尚子 さん
自分の人生での宝物を見つけて、それを周りの人にも与えていきたいと願う、とら、まりもちゃんの若きピュアな愛のチャレンジが、社会で実りますように!応援しています。

noteでは、日々のいろいろな感情を記載しています。
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