娘が発した「ちんち!」その時どうする?!幼児への「性教育」(その2)☆えくぼママの沖縄子育て


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たぶんベビープールかな。
お友達のちんちんを見て
「何かついてるねー」
と娘が発見したのは。

3歳の娘に自分を大切に守ることを伝えたい!と奮闘する母と娘の性に関する体験記(その2)です。

幼児への「性教育」、こんな時どうする?(その1)☆えくぼママの沖縄子育て

絵本の中や、
猫柄のタオルに付いているしっぽにも
「ちんち!」と言って男の子の身体について興味津々の娘。

このままだと、もうすぐ始まる幼稚園で、お友達の「ちんちん」を見たり触りたいと言ったりしそうな気がしたので、話すことにしました。
 

身体の“大事大事”

ぱー(おっぱい)、おへそ、おまた、おしり
おめめ、ほっぺた、ひげ(まゆげのこと!)

3歳になり、身体のパーツの名前もいっぱい覚えてきました。

幼少期の性の目覚めは2~3歳と言われているらしく自分の身体に興味を持って見たり触ってみたり、というのが始まるそうです。
 

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娘の場合は、男の子のお友達を見て
まるちゃん(娘) ちんち! ないねー!
違いに気づいて言っていました。

身体の仕組みについては、まだ分かりやすく説明する自信がなかったので
まずは
“自分の身体は大事大事で自分だけのもの”

という事を伝えようと決心。
 

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男の子と女の子で違うけど、
お友達の身体も大事だから、ずーっと見たり、勝手に触ったりしないようにしようね と。
(娘には特に!こっちを真剣に伝えました笑)

大切なことは、
子どもが自分の身体や性器を触っていても肯定的に受け止めること。

「だめだよー」や「汚いよ」という言葉は
『自分の身体に汚い場所がある』と思って、傷ついてしまうんですって。

身体について話すのは、実は私は苦手意識があります。

自分はそんなに親と話してきた記憶がないし、何が大切で、何を伝えれば良いか、分からなかったから。

でも性教育の話を聞いて、子どもと身体や性の話をすることで、『あなたのぜーんぶが大切で大好きだよ』って気持ちを込めて、伝えていきたいと思うようになりました。

幼少期に性の話をすることは、思春期に身体の悩みや不安を一緒に支えられる
“親子の信頼関係作りの土台”となるそうです。

自分を受け入れ、好きになる。
自己肯定感を育むことにも繋がるんだとか。

性の教育の根本は『どんなあなたも愛しているよ』というメッセージ。
『自分のことが大好きな子に育ってほしい』と願いを込めて。

今回うまく説明できなかった身体の違いや仕組みは、今度、本を使って一緒にみてみようかなと思っています。
 

(えくぼママライター・えりママ)

 

☆ プロフィル ☆

えりママ

関西在住。夫と沖縄生まれの娘と愛猫の3人+1匹暮らし。
東京→イギリス→沖縄→関西とあちこち移り住んでいる。

旅や新しい出会い異文化交流が大好き。
夢は親子留学!

現在はSNS等で、たいようのえくぼの活動に携わっている。
 

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