そのアプリは本物？　モバプリの知っ得［227］

世界的な話題となっているAIチャット「ChatGPT」のiPhoneアプリが5月26日から配信されました。これまでは、ChatGPTのWebサイトにアクセスをしてチャット機能を使っていましたが、スマホアプリの登場で、より身近に使えるようになるでしょう。Android版はもう間もなく登場するようです（6月1日現在）。

「ChatGPTのスマホアプリが登場した！」と話題になりましたが、アプリストアで「ChatGPT」と検索をすると、ChatGPTに似た違うAIチャットアプリがたくさん並び、肝心のChatGPTアプリが探しづらい状況になっていました。勘違いをして、違うアプリを取り込み「これがChatGPTなのか」と間違った感想を持った方もいらっしゃるかもしれません。

「間違えて違うアプリを取り込んだ…」では済まないかもしれないのが怖いところです。中には有名アプリに似せたデザインで勘違いをさせ、そのまま課金までさせる紛らわしいアプリもあるからです。アプリ名や制作者名、アイコン画像などを細かく見れば、本家の人気アプリとの違いに気付くこともありますが、人間が操作する以上「うっかり」はどうしても起こり得ます。こうした紛らわしい仕組みや、実例があることを踏まえた上で、気をつけることが大事なのかもしれません。しかし、今後はこうした分かりにくく、ミスが起こりやすい操作も、ChatGPTのようなAIによって、危険を察知し、注意を促してくれる時代が訪れるかもしれませんね。