医院の中の食堂カフェ「運天食堂」　名護市大中

「カレーとシチューのあいがけ、タンドリーチキンも」（1200円）。ライスを真ん中に右側がチキンカレー、左側がレモンクリームシチューです

名護市大中にある「運天食堂」。お店があるのは、町のお医者さんとして地域の人々に長年利用されている「運天産婦人科」の建物内。ユニークな経緯を持つカフェなんです。

今回紹介するのは、ランチにおすすめの「カレーとシチューのあいがけ、タンドリーチキンも」。丁寧に作られたチキンカレーとシチュー（トマトシチューまたはレモンクリームシチュー）を一度に食べられますよ。オーナーの運天慎吾さんによると、「カレーは病院食として出していた時から評判だったんです」とのこと。そんなカレーをカフェのオープンに合わせて、再度レシピ開発。マイルドさの中にスパイシーも感じられる、飽きのこない味わいに仕上げています。

お食事メニューはプラス400円で「SPセット」にすることが可能。日替わりスイーツとドリンクがお得についてきます。お店はコーヒーにもこだわっており、スペシャルティコーヒーの豆を自家焙煎しています。お店を訪れた際は、お店のインテリアにも注目。ドライフラワーやチョウ類の標本をレイアウトし、上品な雰囲気に仕上げています。これはかつてヨーロッパの貴族たちが設けた収集室「ヴンダーカンマー」をイメージしているそう。海外の博物館のような空間で、ゆったり過ごせるのも魅力です。