白い毛並みが、まばゆいほどに輝く。世界でも希少なホワイトライオンがうなり声を上げ、歩き、跳ぶ。ライオンたちが芸を披露する猛獣ショーは、幅広い世代に大人気の演目だ。
ショーに登場する8頭のライオンのうち、4頭がホワイトライオン。「普通のライオンよりホワイトの方が扱いにくくて、難しい性格だよ」と明かすのは、英国出身の調教師マイケル・ハウズさん(47)。祖父と父も調教師で、いつも身近に動物がいたという。
ハウズさんが「プリーズ」と呼び掛けると、ライオンたちは後ろ足で立ち、前足を胸元にそろえ「お願い」のポーズを取る。百獣の王らしからぬ愛らしい姿。その上を別のライオンが勢いよく跳び越えていく。
雄のホワイトライオン「ファラオ」は、ごろんと一回転したり、たるの上に乗ったり。「みんな個性が違い、得意、不得意がある。それぞれに合う芸をさせている」。動物たちと心を通わせ、知り尽くしているからこそ、ショーは成り立っている。
木下大サーカス沖縄公演
琉球新報社は、新本社ビル落成記念プレ事業として15日から来年2月26日まで、豊見城市の豊崎タウン特設会場で「木下大サーカス沖縄公演」を開く。夢あふれるステージの見どころを紹介する。
公演情報はこちら → 迫力満点! スーパーミラクルイリュージョン★木下大サーカス沖縄公演
Information
●2017年12月15日(金)~2018年2月26日(月)
豊見城市豊崎タウン特設会場
●休演
毎週木曜日、12月31日、1月10日、2月14日
※ただし1月4日(木)は開演
●前売り券
一般自由席
おとな2,600円 こども(3歳以上中学生まで)1,600円
●問い合わせ
琉球新報社 営業局098(865)5200
(平日午前10時~午後5時)
(2017年12月5日 琉球新報掲載)