那覇軍港代替施設の縮小 那覇市長「合意ではない」


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那覇港湾施設移設に関して面談をする、(左から)城間幹子那覇市長、玉城デニー知事、松本哲治浦添市長=12日、県庁

 米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添移設を巡り、玉城デニー知事が12日に代替施設の面積縮小を日米政府に求める考えを示したことについて、城間幹子那覇市長は21日の定例記者会見で「記憶が曖昧だが(県、那覇市、浦添市の3者会談で)話題になったかもしれないが、合意事項ではなかったと思う」と述べた。那覇市が現行計画の面積より縮小することを求めるかについては「市として、そこまで(考えが)熟成していない」とした。

 知事の発言については「那覇軍港が浦添に移設される時点で今の面積より縮小されるので、そのことかなと受け止めていた。さらなる縮小を求めるという意識はなかった」と語った。