17日夜、沖縄本島の南部に1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降った。気象庁によると、午後10時35分、南城市糸数で73・0ミリを観測した。那覇市では午後11時6分、雷を伴い61・0ミリとなった。
沖縄気象台は午後10時46分時点で、那覇市や南城市などに大雨、洪水警報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。中城村にも午後11時44分に大雨警報が出た。午後9時すぎには宜野湾市宜野湾にある市道宜野湾11号の一部が冠水し、通行止めになった。
気象台は、沖縄島中南部にかけて土砂災害警戒情報として、那覇市と浦添市、南城市、中城村、西原町、与那原町、南風原町、八重瀬町に「警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっている」と、土砂災害の発生しやすい地区に住んでいる人に早めの避難を心がけるように呼び掛けた。
18日は本島中南部と北部で、梅雨前線の影響によって所により激しい雨が降る見込み。
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