【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画に反対する市民ら約60人が15日午前、辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前に集まり「沖縄の海を守ろう」などと声を上げた。
市民らは翁長雄志知事による辺野古の埋め立て承認取り消しをあらためて評価し「知事の決意を無駄にせず、県民一体で政府に抗議しよう」と呼び掛けた。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「ゲート前から知事を応援しよう」と声を張り上げた。
一方、移設予定地に面した大浦湾では作業船が浮具(フロート)を岸寄りに移動させる様子が確認された。台風対策とみられる。【琉球新報電子版】