辺野古反対9割 首都圏・関西 街頭で1万人投票


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 【神奈川】神奈川で活動する市民団体「辺野古新基地建設を問う市民投票首都圏連絡会」がこのほど、首都圏と関西の街頭で辺野古移設を問う市民投票を行い、26日までに結果を公表した。投票総数1万1440のうち反対が1万609票(92・7%)、賛成が717票(6・3%)、無効114票(1・0%)となった。

 同会の青島正晴さん、金子康代さんは「街頭でたくさんの人と対話した。辺野古の問題を分からない、という人でも関心を持ってもらえた」と話した。
 投票は、関西は9月27~11月3日、首都圏は10月10~11月21日に30カ所以上の街頭で行い、21日に開票した。
 首都圏は投票総数3194で反対2962(92・7%)、賛成190(6・0%)、無効42(1・3%)だった。関西は投票総数8246で反対7647(92・7%)、賛成527(6・4%)、無効72(0・9%)だった。
 投票者に聞くと、新基地に反対する理由は「これ以上の基地を沖縄に造るのは申し訳ない」「税金の無駄」などの意見が多かった。賛成とした人は「普天間基地の危険除去のため」「国が決めたことだから変わらない」などが多かったという。