【宜野湾】宜野湾市による自衛隊への名簿提供に抗議する市民の会は5日、宜野湾市役所前で抗議集会を開き、同市に対し、名簿提供を止めるよう求める抗議文を採択した。集まった市民約100人(主催者発表)は集会後、市役所から長田交差点までの約3キロを「私の子どもの人権守れ」などとシュプレヒコールを上げながらデモ行進した。
集会であいさつした元自衛官の島袋恵祐さんは、自衛官だった兄を格闘訓練中に亡くした経験を話し、「自衛官は国民や家族を守るためになった若者がほとんどだ。若者を駒のように扱う政権に名簿の提供をしてはいけない」と訴えた。集会には安保関連法案に反対するママの会やシールズ琉球のメンバーらも参加した。