「コザ暴動意味、今こそ考えて」 沖縄市で写真家ら議論


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 【沖縄】10日から始まった「戦後70年コザ暴動プロジェクト」のギャラリートークが12日、沖縄市中央のギャラリーラファイエットで開催された。作品を展示している吉岡攻さんと国吉和夫さん、比嘉豊光さんが約50人の参加者とともに当時の様子や写真の意義などについて議論した。

 吉岡さんは「民主主義や地方自治が脅かされている現状を考えると、コザ暴動をどう捉えるのか、今こそ沖縄は問われているのではないか。意見を言い主張する大切さをあらためて感じた」と話した。安富祖里穂さん(24)=金武町=は「今の辺野古の問題を考えたら、いずれコザ暴動のような出来事が起こるのでは」と危機感を募らせた。
英文へ→Photographers discuss significance of Koza riot