【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設計画で19日午前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前では建設に反対する約100人が工事関係車両の通行を阻止しようと座り込んで抗議した。
これに対し機動隊員が市民らの大半を排除して通路を確保し、作業員を乗せたとみられる車8台、発電機などを載せた大型車両4台、ダンプ車2台などが基地内に入った。
建設が予定されるシュワブ沖の海上では抗議船3隻、カヌー隊約10艇で市民らが抗議行動を展開している。沖縄防衛局が臨時制限区域内での潜水調査やボーリング調査を継続している様子も確認された。【琉球新報電子版】