宜野湾市長選、きょうから三日攻防 浮動票獲得へ全力


この記事を書いた人 田盛 良一
遊説で支持を訴える佐喜真淳氏=20日、宜野湾市宇地泊(右)。遊説で支持を訴える志村恵一郎氏=20日、宜野湾市長田(左)

 【宜野湾市長選取材班】24日投開票の宜野湾市長選は21日から選挙戦終盤の三日攻防に突入する。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題や経済振興などをめぐり、再選を目指す現職の佐喜真淳氏(51)=無所属・自民、公明推薦=と元県幹部で翁長県政与党が支援する新人の志村恵一郎氏(63)=無所属=が市内で激しい選挙戦を展開している。

 両陣営は20日、買い物客が行き交う商業地や交通量の多い交差点などでの遊説を通じて、票の掘り起こしや支持拡大に力を注いだ。
 佐喜真氏は地域回りに取り組んだほか、衆院議員の小泉進次郎氏を招いた演説会に参加した。市宇地泊での演説では「前に進める行政、政治を目指していく」と訴えた。
 志村氏は、遊説などで小まめに地域を回った。翁長雄志知事も応援に駆け付け、市長田などで街頭に立ち「誇りある豊かな宜野湾市をつくっていく」と呼び掛けた。