社会

川崎川でもPFOS 県、複数地域調査へ

 米空軍嘉手納飛行場周辺の比謝川などから、国内で原則使用が禁止されている有機フッ素化合物(PFOS)が検出された問題で、県企業局は26日、うるま市の天願川上流にある川崎川で1リットル当たり88ナノグラムのPFOSが検出されたと発表した。上流に米軍基地はなく、原因は不明としている。普天間基地周辺など、比謝川以外でもPFOSの検出が相次いでいることから、県環境部は県内の米軍基地周辺を含む複数地域で水質を調査する方針だ。早ければ年度内にも着手する。

 県企業局は1月28日、天願川下流の川崎取水ポンプ場で1リットル当たり61ナノグラム、同上流のしむら橋で同6ナノグラム、支流の川崎橋(川崎川)で同88ナノグラムを検出した。いずれも米国暫定健康勧告値の同200ナノグラムを下回るが、比謝川以外の測定値よりは濃度が高い。川崎取水ポンプ場は渇水時以外は取水しておらず「水道水への影響はない」としている。