4月3日午前4時30分、釣りクラブF.spiritsの宮城次男さんは前日に残ったマキエを処分しながら石川漁港で釣りを始めた。
午前5時にウキがゆっくりと消し込まれ、アワセを入れるとずっしりとした重量感が伝わった。
しかし、あまり走り回ることもなく足元まで寄せることができた。一度海面に浮いた魚は細長く見えたのでガクガクか? と思ったが、よく見ると今まで見たこともないほどの、でっかいチンシラーではないか。
近くで様子を見ていた釣り人がタモを持って駆け付けてくれたが断った。タモ入れまで自身で行って釣り上げた魚は20年ぶりに県記録更新となる59.7センチ・3.28キロのチンシラーだった。
2日、静岡県在住の日岡誠さんは大物カンパチを狙って来県した。午前7時に浜川漁港を出船し、慶良間沖で午前9時から大物釣り開始。直後から10~20キロのカンパチが釣れた。
午前10時に今までより重量感のある大物がヒット。しばらくして海面に浮いたのは53キロの特大カンパチで日岡さんにとって一生の思い出となった。ゆりか(電話)090(7389)9307。
(おきなわ釣王国社・仲栄真修)