新基地阻止へ連帯 復帰44年、那覇で県民大会 2500人結集


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5・15平和とくらしを守る県民大会でガンバロー三唱する参加者ら=15日午後、那覇市の新都心公園

 沖縄の施政権が米国から日本に返還されてから44年となった15日、「復帰44年 平和とくらしを守る県民大会」(5・15平和行進実行委員会、沖縄平和運動センター主催)が那覇市の新都心公園で開かれた。13日から県内各地を巡った第39回5・15平和行進の参加者をはじめ、約2500人(主催者発表)が参加した。

 参加者は名護市辺野古での新基地建設や安全保障関連法、原発再稼働などに反対することを確認。沖縄から全国各地に運動を広げることを誓い合った。
 平和行進は県内5コースで延べ約4500人(主催者発表)が参加。本島は中北部の米軍基地を巡る東、西と、沖縄戦の激戦地となった南部を歩く南の3コース。宮古、八重山でも行進した。大会で山城博治沖縄平和運動センター議長は「憲法改悪に道を開こうとする安倍政権を止めよう」と述べた。
英文へ→55 years after Okinawa reverted to Japanese sovereignty 2,500 people rally to block construction of new US base