女性不明 米軍関係者を聴取 県警、新たな写真公開


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 うるま市の会社員女性(20)が4月28日から行方不明になっている件で、県警が17日までに、女性の失踪に関わった可能性があるとみて、米軍関係者の男性を重要参考人として任意で事情を聴いていることが捜査関係者の話で分かった。男性は関与を否定しているという。うるま署は引き続き女性の行方を捜している。

 女性は、28日午後8時ごろに同居していた交際中の男性に「ウオーキングしてくる」などと連絡を残して以降、行方が分からなくなっていた。男性が29日午前2時ごろ、無料通信アプリLINE(ライン)で「今から帰る」などと送信すると女性の携帯で既読となったが、それ以降連絡がつかなくなっている。
 自宅には女性の財布や車が残されていたことから、県警は何者かによって事件に巻き込まれた恐れもあるとみて周辺の聞き込みなどの捜査を続けていた。
 うるま署によると、最後に女性の携帯電話の位置情報が確認されたのはうるま市州崎周辺だった。
 うるま署は17日、新たに3枚の女性の写真を公表し、さらなる情報提供を呼び掛けた。女性に関する情報提供は同署(電話)098(973)0110まで。