米軍属女性死体遺棄事件を受け、名護市辺野古の新基地建設阻止を掲げる「オール沖縄会議」は23日の会合で、事件に抗議する県民大会を6月19日に那覇市の奥武山公園で開催することを決めた。数万人規模を目指す。
事件に抗議の意思を示すとともに、米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去、県内移設断念などを盛り込んだ「建白書」の実現を求める。日米地位協定の改定、在沖米軍基地の大幅な整理縮小なども訴える。
開催は現段階でオール沖縄会議が中心となるが、県政野党の自民党も含めた超党派での開催も視野に入れる。翁長雄志知事にも参加を呼び掛ける。オール沖縄会議では今月25日午後2時から米空軍嘉手納基地の第1ゲート前で3千人規模の緊急抗議集会も開催する。