米軍属女性死体遺棄事件を受け、宜野座村議会(小渡久和議長)は25日午前、臨時会を開き、「事件が繰り返されることに激しい憤りを禁じ得ない」などとして、日米地位協定の抜本的改定や米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設断念などを求める抗議決議と意見書を全会一致で可決した。
沖縄市議会(普久原朝健議長)も25日午前に臨時会を開き、抗議決議と意見書を全会一致で可決した。遺族への謝罪と完全な補償、日米地位協定の抜本的改定―などを求めている。
宜野座村議会は2015年9月にも、新基地建設の断念を政府に求める意見書案を全会一致で可決している。
【琉球新報電子版】