【ヘリパッド取材班】東村と国頭村に広がる米軍北部訓練場のヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の建設工事で12日午前、資材を積んだ大型ダンプカー10台が東村高江の同訓練場「N1地区」ゲートに入った。市民らによると、うち9台は従来と同じく砂利を積んでいたが、最後に入った1台は砂を積んでいたのが確認されている。
同ゲートに続く県道70号線では、午前8時頃から約1時間、機動隊が車両の通行を止めた。ヘリパッド建設への反対の声を上げるために訪れたものの足止めされた松本修さん(60)は「民間のダンプカーを守るために全国から警察が大勢来て警備をしている。こんな愚かしいことはない」と話した。【琉球新報電子版】