【中国時報】人権館 資金が不足 12月開館、ネットで援助募る


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 台湾初の「慰安婦」記念館「阿〓の家―平和と女性の人権館」が12月に、迪化街で開館する。だが経費が1千万元(約3300万円)不足しており、婦女救援基金会は、ネットで資金援助を募ることを明らかにした。

 婦女救援基金会は記念館を「慰安婦」を軸に女性と平和人権教育機能を備えた記念碑的な存在にしたいと考えていた。しかし、運営には莫大(ばくだい)な資金が必要であり、重い負担になっていた。

 今年の初め、文化部の補助金や国内外からの募金により972万元が集まっていたが、今はその目標の半分にしか達していない。

 募金方法には「1回」の募金や、「定期」の募金、チャリティグッズの購入などの複数の方法があり、ネット上でも募集しているという。

※注:〓は女ヘンに「麿」の「呂」が「糸」の「小」なし