空手の世界選手権最終日は30日、オーストリアのリンツで行われ、団体形の決勝に出場した、劉衛流(りゅうえいりゅう)龍鳳会(りゅうほうかい)の喜友名諒、金城新、上村拓也が強豪フランスを5―0で破って2大会ぶりに金メダルを獲得した。喜友名諒は29日、個人形でもスペイン代表選手に5―0で勝ち連覇を飾っており、団体と併せて2冠を達成した。男子団体形の決勝では、日本は初戦からの「アーナン」の演武で挑んだ。喜友名、金城、上村の3人は、365日の鍛錬から繰り出す堂々とした演武を披露し、世界の頂点に立った。
◆最高の演武
喜友名諒の話 最高の舞台で最高の演武ができた。個人の優勝よりも何倍もうれしい。やっと金メダルが取れた。
◆成果出せた
金城新の話 今までやってきた成果を出せた。多くの人の支えがあって取れた金メダルだと思う。
◆さらなる高みを
上村拓也の話 毎日稽古してきた成果が出た。みんなで支え合って取れた金メダルなので、さらなる高みを目指していきたい。
英文へ→Japan wins the Men’s Team Kata at the Karate World Championships