社会

オイルフェンス並べる準備進む 辺野古新基地建設

カヌー隊が監視する中、フロートを砂浜のより近い側に移動させる沖縄防衛局のクレーン=11日午前10時ごろ、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、沖縄防衛局は11日午前、米軍キャンプ・シュワブ沿岸で浮具(フロート)と汚濁防止膜(オイルフェンス)を砂浜のより海に近い側にクレーンで並べる作業を行っている。沖合では沈められたままの状態になっている大型ブロックにワイヤを備え付ける潜水作業が行われているとみられる。

 双方の作業が済み次第、フロートやオイルフェンスを海上に運んで、大型ブロックとつなげる作業が行われる見通し。工事が中断される前の状態までフロートで囲う範囲が広げられる。


資材搬入を警戒し、ゲートの前で座り込む約100人の市民ら=11日午前9時前、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ

 海上では建設に反対する市民らが抗議船2隻、カヌー17艇、ゴムボート1艇で抗議行動をしている。海上保安庁のゴムボートは少なくても5艇が海上で市民らの動きを警戒している。

 一方、米軍キャンプ・シュワブのゲート前では新基地建設に反対する市民ら約100人が座り込んでいる。11日午前10時現在、資材搬入は確認されていない。市民らは交代でマイクを持ち、「絶対に新基地建設を阻止しよう」などと訴えたり、歌ったりして抗議の意志を表している。
【琉球新報電子版】