【宜野湾】米軍普天間飛行場所属AH1Z攻撃ヘリコプターがうるま市の伊計島の農道に不時着したことを受け、宜野湾市議会(大城政利議長)は6日午前、臨時会を開き、相次ぐ事故に対する抗議決議と意見書を全会一致で可決した。AH1Z攻撃ヘリ不時着の事故原因を究明し、再発防止策を求めた。
抗議決議は昨年12月のオスプレイ墜落事故などにも触れ「米軍機の運用全体に対する市民の不安や恐怖は頂点に達している。事件・事故が起こるたびに関係機関に抗議しているにもかかわらず、改善されるどころか事故が何度も繰り返され、極めて遺憾だ」と訴えた。
住宅地上空や深夜・早朝の飛行禁止や普天間飛行場の早期閉鎖・返還、日米地位協定の抜本改定も要求した。
抗議決議の宛先は駐日米国大使や普天間飛行場司令官ら。意見書は首相、防衛相、沖縄防衛局長ら宛て。
市議会は6日午後、在沖米国総領事館や外務省沖縄事務所、沖縄防衛局を訪れて抗議する。【琉球新報電子版】
普天間所属機の事故頻発に抗議 宜野湾市議会
この記事を書いた人
松永 勝利