空手会館 着々と 来月4日落成式典 豊見城


この記事を書いた人 新里 哲
来月4日の開館に向け、工事が進む沖縄空手会館=16日、豊見城市(小型無線ヘリで撮影)

 沖縄県文化観光スポーツ部は16日、3月4日に開館する「沖縄空手会館」(豊見城市・豊見城城址公園跡地)の開館関連行事を県庁で発表した。4日に落成記念式典と空手シンポジウムを開くほか、5日は交流演武会、公開稽古などがある。関連行事などを通して空手発祥の地・沖縄を国内外へ発信する。

 4日は関係者によるもので、5日の催しは一般も参加できる。6日から施設を利用できる。

 県空手振興課によると、9月まで仮予約を合わせて10件の予約がある。3月6日の小林流志道館合同稽古をはじめ、同19日に第33回県空手・古武道演武大会(県空手道連盟主催)、4月22日に国際交流空手大会(でいごユネスコ協会主催)などが開催される。

 「沖縄空手会館」は道場施設と展示施設、特別道場の主要3施設で構成する。敷地内に普通車100台と大型バス4台の駐車場を確保している。

 県は、3月5日の関連行事に伴う周辺の混雑を避けるため、県庁出発の無料シャトルバスを同日午前9時から運行する。

 関連行事などの問い合わせは県空手振興課(電話)098(866)2232。

英文へ→Karate Kaikan due to open next month