金城さん(興南中3年)年間最優秀 英語朗読全国大会


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英語朗読コンテストで年間最優秀賞を受賞した金城花菜さん(中央)と優秀賞を受賞した(左から)宮城乙葉さん、親泊愛都君、金城菜月さん(左から4人目)、城間彩衣さん(右端)=17日、那覇市の壺川ファミリーイングリッシュスクールインターナショナル

 那覇市壺川の英会話教室「ファミリーイングリッシュスクールインターナショナル」に通う児童生徒がこのほど、英語のスピーチ力を競う全国大会「2016年後期英語朗読コンテスト」(教育開発出版主催)で最優秀賞や優秀賞などの快挙を成し遂げた。興南中3年の金城花菜さん(14)は16年度の前・後期両大会でMVPを獲得し年間最優秀賞に輝いた。

 天久小6年の金城菜月さん(11)、伊良波小5年の城間彩衣さん(10)、アミークス小4年の親泊愛都(まなと)君(9)、天久小3年の宮城乙葉さん(8)は優秀賞を受賞した。

 大会では、CDなどに録音した80~100字の英語の会話文を審査する。英語の発音だけでなく会話に登場する役ごとにイントネーションを変えるなど、細かい表現力なども求められる。

 3大会連続のMVP、2年連続の最優秀賞を果たした花菜さんは「韓国の人たちの英語のイントネーションを再現することが難しかった」と振り返り「英語を使って海外を旅しながら仕事をしたい」と夢を語った。

 花菜さんの妹で優秀賞だった菜月さんは「姉に1点差で負けて悔しかった。いつか勝ちたい」と意気込んだ。城間さんは「夢の矯正歯科医になるためにも英語の勉強を頑張りたい」と話した。親泊君は「次の目標は準1級の合格。医者とパイロットになることが夢。グローバルに活躍したい」と前を見据えた。宮城さんは「英語を勉強してアメリカのディズニーランドに家族と一緒に行って通訳をしたい」と笑顔を見せた。