社会

パラシュート降下訓練、また強行 嘉手納基地で夜間初

次々と基地内へ降下する兵士=10日午後7時40分ごろ、米軍嘉手納基地

 【嘉手納】米軍は10日午後7時半ごろ、嘉手納基地でパラシュート降下訓練を実施した。町によると、同基地で夜間のパラシュート降下訓練が実施されるのは少なくとも日米特別行動委員会(SACO)合意以降初めて。嘉手納基地でのパラシュート訓練は2011年以来実施された4月24日に続き、行われた。嘉手納町、沖縄市、北谷町でつくる「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」(三連協)が「さらなる基地負担の増大を招く」などと抗議したばかりで、住民の反発がさらに強まることは必至だ。

 訓練は15分ごとに数人ずつ計3回、約10人の兵員が高度約2千メートル上空の嘉手納基地所属MC130特殊作戦機から降り、パラシュートを開いて基地内の滑走路間の緑地帯に着地した。物資の投下はなかった。

 パラシュート訓練をめぐっては、日米両政府は96年のSACO合意で、読谷補助飛行場から伊江島補助飛行場に移転することで合意している。
【琉球新報電子版】

英文へ→Parachute drop training forcibly conducted at night