【読谷】米軍ヘリで車両などをつり下げる訓練が今年2回実施されたことに抗議し、訓練の中止を求める「度重なる米軍ヘリによるつり下げ訓練に反対する5・11村民大会」(同実行委員会主催)が11日午後6時から、読谷村の米軍トリイ通信施設渡具知ゲート前で開かれた。村民ら300人が参加し、抗議の声を上げた。
大会実行委員長の石嶺伝実村長は「抗議の声を上げ続ける私たち県民を愚弄(ぐろう)するもので到底容認できない」と米軍を批判した。米軍は3月15日にトリイ通信施設でつり下げ訓練を実施。村議会は抗議決議と意見書を可決し、米軍や沖縄防衛局などに抗議したが、4月19日にも訓練を強行した。
英文へ→300 people protest to stop US military helicopter training involving the hanging of vehicles