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外間クA(男子)普天間高(女子)制す 卓球新報旗争奪

 卓球の第36回新報旗争奪総合団体選手権大会(共催・県卓球協会、琉球新報社)最終日は13日、沖縄市体育館で男女の決勝までを行い、男子決勝は外間クラブAがスマッシュボンバーAを3―2で破り、5年ぶり5度目の栄冠に輝いた。外間クAは春季一般、夏季団体、秋季一般に次いで今季4冠を達成した。女子決勝は普天間高が3―2で沖国大を退け、2年連続5度目の優勝を果たした。

◆0―2から逆転 今季団体全4冠/外間クA
 第1、第2シングルスを落として0―2と追い込まれても、外間クAは動じなかった。中大時代に全国大学選手権で優勝した渡部将史・外間政克がペアを組んだダブルスで1勝すると、第3、4シングルスも手堅く勝利してカウントを逆転。「今季初めてそろったベストメンバー」(外間)で、県内団体戦全ての4冠を手にした。
 渡部は元実業団同士の「エース対決」となった第1シングルスこそ敗れたが、ダブルスではさまざまな回転ボールで、相手ペアを右に左にとほんろう。「渡部の回転ボールのおかげで、返ってくるコースが読めた」という外間がうまくつなぐと、渡部が両ハンドで強打をたたき込んだ。
 「決勝の自分の役目は、ダブルスをしっかり取ることだった」と笑顔を見せた渡部。第4シングルスでストレート勝ちした外間も「セットの最後をしっかり攻めて、相手に流れを与えないよう努めた。いい終わり方ができた」と、今季最後の団体戦での勝利を喜んだ。

◆主将泉川が奮起 連覇の原動力に/成長の2年生
 最後は主将が決めた。カウント2―0のリードから一転して2―2に追いつかれて迎えた第4シングルス。普天間の2年泉川香雪は、サーブから相手を崩す作戦で攻めて3―0で退け、チームに2連覇をたぐり寄せた。
 第2セット序盤までは、左利きの相手を攻めあぐねた。緊張からミスも続き、リードしては差を詰められる苦しい展開。だが「3年生との団体戦はこれが最後。勝たなければ」との思いが泉川を強気にさせた。
 序盤とは逆のコースを突くサーブで相手を動かし、崩す作戦に。「相手の返すボールにも慣れてきた」という第2セット中盤からラリーに持ち込み、強打でポイントを重ねた。
 3年の狩俣道世は「経験を積んでたくましくなったと思う」と後輩の成長を喜んだ。泉川は「これまで先輩に頼ってばかりだった。最後に、自分が勝って優勝させてあげられて良かった」と満面の笑みを見せた。


男子決勝 ボールを拾う(右から)渡部将史・外間政克組(外間クA)=13日、沖縄市体育館(諸見里真利撮影)

女子決勝 強気で攻める普天間高の泉川香雪