皆でおめかし 玉の子保育園、琉装で卒園式


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
保護者らに見送られる琉装姿の卒園児たち=16日、那覇市の玉の子保育園・玉の子夜間保育園

 玉の子保育園・玉の子夜間保育園(高良桂子理事長)の卒園式が16日、那覇市牧志の同保育園で開かれた。

卒園児のうち、小学校に進む「らいおん組」の19人は琉装姿で式に臨んだ。子どもたちに沖縄の伝統文化に触れてほしいと、なちゅら琉球(仲地秀徳社長)と知念範紺(としこ)琉装学院(知念範紺院長)が企画し、この日のために衣装を新調し、無償で貸し出した。
 同学院のスタッフが着付けとメークを担当。青やピンクの華やかな衣装に身を包み、おめかしした卒園児を職員や保護者が祝福した。高良理事長は「琉装を着る機会はあまりないので、子どもたちにとって、いい思い出になったと思う」とほほ笑んだ。
 琉装姿の新垣雅人ちゃん(6)は「思い出になる」と語り、瀬高綾乃ちゃん(6)は「うれしい」とはにかんだ。