「朝日」を観光資源に 大浦湾、カヤックでツアー


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
穏やかな大浦湾の海上から朝日を眺めるモニターツアーの参加者

 【名護】沖縄本島北部東海岸の魅力の一つ、「朝日」を観光資源としてアピールしようと「シーカヤックで朝日を見よう」モニターツアー(わんさか大浦パーク主催)がこのほど、名護市の大浦湾で行われた。

地域関係者をはじめ、ツーリズム事業者など、市内外から20人が参加し、「朝日の魅力」を発信する方法を共に考えた。
 早朝出発した参加者はゆっくりと海上を進み、日の出を楽しんだ。参加者からは「早朝の静かな海でまったりと波に揺られる感じがぜいたくな気分になる」などの感想があった。日の出間際の赤からオレンジ、黄色と色の移り変わりも楽しみ「記念日、特別な日、大事な人と乗りたい」と感動する人もいて、「非日常」の体験が好評だった。
 商品プログラムを企画したわんさか大浦の大城光長さんは「早朝の穏やかな大浦湾で、朝日のパワーをもらい、心身ともにリフレッシュしながら、美しいサンゴを観察してもらえたら」と商品化への意気込みを語った。問い合わせは、わんさか大浦(電話)0980(51)9446。(宮城良勝通信員)