【沖縄】県出身のお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさんが監督を務め、第6回沖縄国際映画祭に出品された短編映画「ロクな人生」の上映会が20日、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれた。会場は立ち見が出るほどの盛況で、コザを舞台にしたユーモアあふれる映画で笑いに包まれた。
作品は、東京の出版社勤務で上司にいじめられる気の弱い女性が、取材に訪れたコザの街で、破天荒だが心優しいウチナーンチュと触れ合うことで、「ロックな人生」へと自らの殻を破り成長する物語。
ゴリさんは舞台あいさつで、「コザのチャンプルー文化から生まれたオキナワンロックや、コザ騒動などの歴史も交えながら、腹を抱えて笑えるコザの魅力が詰まった映画になった」と魅力を紹介した。
ヒロイン役を務めた橋本真美さんは「沖縄にこんなにディープな街があるのかと衝撃を受けた」と話した。
そのほか出演した照屋まさおさん、マスミ・ロドリゲスさん、伊舎堂さくらさんなども舞台あいさつに参加した。