政治

「負担3兆円」 在日司令官、有事考えれば「安い」

 【東京】ブルース・ライト在日米軍司令官は22日午後、都内の日本記者クラブで講演、普天間飛行場移設や在沖米海兵隊のグアム移転など在日米軍再編にかかる日本側の負担額について「260億ドル(約3兆2200億円)程度」と述べた上で「大きな額と思うだろうが有事や戦争がこの地域で起きた場合、比較にならない(被害)額になる。はるかに安く済むということだ」と述べた。

 5月にF22Aラプター戦闘機を嘉手納飛行場に一時配備したことには「初の海外派遣で成功を収めた。新しい環境の下で効果的に訓練ができた」と成果を強調した。
 在日米軍再編の意義については「日米同盟の軍の抑止力、能力をさらに強化し日本側の地域社会の影響も軽減できる」と説明。「(米軍再編の最終合意から)未曾有の進捗(しんちょく)を見ている」と述べた。
 在日米軍再編に伴う訓練移転には「周辺地域の市民の協力、支援に感謝し、快く受け入れてもらっていることに敬意を表する。これもソフトな戦闘能力」と述べた。