【中国時報】政府機関の調査着手 不倫サイトにアドレス


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 先日流出した既婚者のための出会い系サイト「アシュレイ・マディソン」の登録者のアドレスの中に、104の台湾政府機関と1396の教育機関の所属者のアドレスが含まれていることが分かり、政府廉正署(人事院)は調査を開始した。
 同サイトはことし8月ハッキングされ、会員情報が流出した。メールアドレスのドメイン名が「.gov.tw」「.edu.tw」となっていることから、それぞれ台湾政府関連機関、と教育関連機関のものと分かった。
 登録されたアドレスには、台湾の県知事や著名な法医学者のアドレスも含まれていることが分かっているが、当事者はいずれもアクセスした事実もないと関与を否定している。政府廉正署は情報の漏えいにもつながる可能性があるとして、詳しい調査を進める方針だ。