砂糖専売制 (さとうせんばいせい)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 王府時代、砂糖はウコンと並ぶ重要な輸出産業であり、ともに王府による専売制度が取られていた。貢米の一部を黒糖で代納させ、鹿児島の琉球館を通じて薩摩商人らと取り引きして利潤を挙げた。17世紀半ばから廃藩置県まで存続した。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)