『山游草』 (びんざんゆうそう)


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 蔡大鼎の漢詩集。1873(明治6)年、欽思堂刊。60年に進貢使節の一員として、那覇から慶良間、八重山をへて福州に至る道中の様子や、作者の胸中を詠んだ漢詩紀行。著者の『北燕游草』とともに、琉球漢詩の水準を示す。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)