蔡大鼎の漢詩集。1873(明治6)年、欽思堂刊。60年に進貢使節の一員として、那覇から慶良間、八重山をへて福州に至る道中の様子や、作者の胸中を詠んだ漢詩紀行。著者の『北燕游草』とともに、琉球漢詩の水準を示す。
『山游草』 (びんざんゆうそう)
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琉球新報社
蔡大鼎の漢詩集。1873(明治6)年、欽思堂刊。60年に進貢使節の一員として、那覇から慶良間、八重山をへて福州に至る道中の様子や、作者の胸中を詠んだ漢詩紀行。著者の『北燕游草』とともに、琉球漢詩の水準を示す。