経済

期待の「今帰仁ブランド」 黒糖酢、全国へ展開

新発売の「沖縄産黒糖酢」

 生活協同組合コープおきなわと県内4社が県産黒糖を原料とした健康飲料「沖縄産黒糖酢」を共同開発し、27日発売した。製造地である今帰仁村の与那嶺幸人村長ほか関係者が同日、県庁で会見し、もろみ酢などに続く沖縄発の新たな栄養機能食品として全国展開を図ると発表した。

 今帰仁の北部製糖工場で生産された黒糖から、たまぐすく(南城市)が黒糖酢を製造。健康飲料メーカーの北琉興産(今帰仁村)がシークヮーサーなどを調合し、充てんまでを担う。コープおきなわが商品開発の全体を統括。紙パック容器の製造・デザインは凸版印刷(東京)の沖縄営業所が手掛けた。流通・販売はコープと沖縄物産企業連合(那覇市)が共同で行う。
 与那嶺村長は「今帰仁ブランドとしての全国展開による活性化に期待している。全面的に協力したい」と語った。
 オリゴ糖やハチミツなどのほかビタミンC・Eなどを配合。1000ミリリットルで税込み価格は県内が840円前後、県外は980円。当面は県内外のコープ各店や物産企業連合の直営店で販売するが、県外大手スーパーなどへの出荷拡大を図る。
 夏場の需要を見込み、10月までに1万5千本の販売を目指す。健康志向の中高年を中心に売り込むが、コープおきなわの大城京子副理事長は「リンゴ酢をヒントに飲みやすく仕上げており、子どもたちにも勧めたい」と話した。