コラム「南風」 関東沖縄経営協 50周年へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 関東沖縄経営者協会は、1966年に関東在住の沖縄出身の経営者有志19社で発足して、49年目を迎えます。同協会は、経営者の親睦・交流の場として活動の輪を広げてきましたが、昨年、それまでの任意団体から、140社の会員を有する一般社団法人へ進化しました。

 2015年度の活動方針は、会員数200社体制の夢を実現しようと、会員増強の取り組み「ドリカム200の推進」をはじめ、経営セミナーの定期開催による会員資質の向上、会員相互の交流促進や在京沖縄関係団体との交流、ホームページやフェイスブックを活用した情報発信・広報活動の強化などを掲げています。また、沖縄在住経営者との交流や連携を図るために「沖縄賛助会員」を設けて、定期的に沖縄で「沖縄賛助会員懇親会」を開催しています。沖縄で活躍する経営者が、東京エリアへ進出する時に、どうしても販路や人脈が十分手当てできないと聞いています。同協会が一助になれたらと考えています。
 同協会は、来年6月に創立50周年を迎えます。「創立50周年記念大会 実行委員会」を設置して、具体的な準備に取りかかっています。50周年に向けて会員の結束と帰属意識を高めるために、スローガンを制定しました。「経営者としての経営技術や人間力を向上させるSkill Up!(スキルアップ)、売り上げや利益など会社規模を拡大するScale Up!(スケールアップ)、お客様や社員がいつも笑顔でいられるようにSmile Up!(スマイルアップ)」です。
 会員の交流を活発にして会員相互の繋(つな)がりを構築しながら、人との出会いやご縁を大切にして「関東沖縄経営者協会の会員になって本当に良かった!」と言ってもらえる組織にしたいと思います。
(仲松健雄、東京沖縄県人会会長)