ユーロ圏GDP、0・3%増 4~6月期、プラスに転換


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ブリュッセル共同】EU統計局は31日、ユーロ圏20カ国の2023年4~6月期の実質域内総生産(GDP、季節調整済み)暫定速報値が前期比0・3%増となったと発表した。22年10~12月期はマイナス0・1%、23年1~3月期はゼロ成長だった。

 3期ぶりにプラスに転じたものの、成長の勢いは鈍く、ロシアのウクライナ侵攻による物価高が続いていることが背景にあるとみられる。前年同期比では0・6%増だった。

 ドイツは前期比ゼロ成長。フランスが0・5%、スペインが0・4%、アイルランドが3・3%増。

 スウェーデンが1・5%、オーストリアが0・4%、イタリアが0・3%のマイナス成長だった。