JR西日本、売上高24・3%増 3692億円、鉄道需要が回復


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 JR西日本の業績(4~6月期)

 JR西日本が1日発表した2023年4~6月期連結決算は、売上高が前年同期比24・3%増の3692億円、純利益は42・4%減の333億円の増収減益だった。新型コロナウイルス禍の影響が和らぎ、山陽新幹線や近畿圏の在来線など鉄道需要の回復が進んだ。ただ、純利益はコロナ禍の政府の税制特例がなくなり減少した。

 単体の運輸収入は、前年同期比で25・2%増の1975億円。新幹線は37・1%増の1024億円で、新型コロナ禍前の19年同期比では、89・1%まで復調した。近畿圏の在来線も前年同期比で13・8%増の719億円と堅調だった。