証券大手4社は大幅増益 33年ぶり株高で取引活発


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 証券大手5社の2023年4~6月期連結決算が1日、出そろった。日経平均株価が約33年ぶりの高値まで上昇するなど金融市場が堅調で、活発な取引により手数料収入が伸びた。最大手の野村ホールディングス(HD)など全社が前年同期と比べ増収となり、SMBC日興証券を除く4社は大幅増益となった。

 野村は売上高に当たる純営業収益が前年同期比16・7%増の3489億円、純利益は約13・8倍の233億円だった。

 大和証券グループ本社は純利益が99・6%増の237億円。三菱UFJ証券ホールディングスは63・0%増の138億円、みずほ証券は約2・3倍の282億円だった。