4日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が3日ぶりに反発した。終値は前日比33円47銭高の3万2192円75銭。売り買いが交錯した末に割安感の出た銘柄を買う動きがやや優勢となった。
東証株価指数(TOPIX)は6・28ポイント高の2274・63。出来高は約15億8600万株。
朝方は売り注文が先行した。米長期国債の格下げで米経済が混乱するとの見方がなお根強かった。下げ幅が200円を超え、3万2000円を割り込む場面があった。
その後は方向感を欠く展開が続いた。前日までの2日間で計1300円超下げた反動で買い戻しが入ったものの、上げ幅は限定的だった。