ノルディックスキーの宮の森サマージャンプ大会は4日、札幌市宮の森ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS100メートル)で行われ、男子成年は2022年北京冬季五輪金メダリストで、プロ転向後初の実戦となった小林陵侑が264・0点で優勝した。1回目に98・5メートル、2回目に90・5メートルを飛んだ。
新たな環境となっても別格の強さだった。2位に飛距離換算で約14メートル差の圧勝に「久しぶりの試合で緊張したけど、悪いところも分かっている。いいスタートを切れた」と余裕たっぷりだった。
今年は海外で合宿し「かなり飛んでいる。練習量は多い」と言う。プロとしての充実ぶりを示す飛躍を見せた。